平昌オリンピック市場（旧平昌伝統市場）（평창올림픽시장（구 평창전통시장））

Published 2018-01-17 Updated 2021-03-23 View 815

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1955年にオープンした平昌（ピョンチャン）オリンピック市場は歴史ある伝統市場です。2018年の冬季オリンピックの開催地に選ばれたときに市場の名称が平昌オリンピック市場に変更されました。現代式の常設市場と毎月5と0がつく日に開かれる伝統五日市が一緒にあるところで、現在約60軒あまりの常設市場店舗と五日市の露店があります。東側へは旌善（チョンソン）、西側へは鳳坪（ポンピョン）や大化（テファ）、南へは寧越（ヨンウォル）と繋がる交通の要衝で、商人や買い物客が平昌の街に集まることから市場がいまでも存在する理由となっています。

平昌オリンピック市場はそば粉を使ったパジョン・メミルプチギ発祥の地として知られ、今でもそばの実を直接挽いて作る昔ながらの方法にこだわっています。また、そば粉で作った皮に豆腐やひき肉などの具を巻いてつくるそば煎餅（메밀전병）、黍粉で作った皮に具を詰めて半月状にして焼いたお焼きススプックミ（수수부꾸미）、とうもろこし粉で作った麺でオタマジャクシ（オルチェンイ）のように小さく切れた麺であることからその名がついたオルチェンイククス（올챙이국수）、そば粉で作った太麺でコルットゥギ（ベイカ）を連想させる色と姿から名前が付いたコルトゥククス（꼴두국수）なども味わうことができます。